正規分布の再現性

 

正規分布の再現性とは,ここの文章によると,

正規分布に従うあるデータとそのデータとは独立な正規分布に従うデータを足したデータは正規分布に従う,

というもののようです(”和”と限定しているのだろうか?)

これは結構重要な話で,

 ある条件での計測結果と別の条件での計測結果に差があるか?

を検定する際に,

 差の分布を議論する

際に使われるものです(この場合は”差”だが,”和”で議論していていいのだろうか???)

いくつかのサイト,ここここここ,で説明がされているので,参考にしてまとめてみました.

ただ,

 特性関数

を使う方がとても簡単に説明できるのですが,私自身あまりなじみがない関数であり,さらに”和”はなんとか理解できましたが,”差”でつまづいていますので,

 たたみ込み

で計算してみました.

結果的には解けたのですが,とてもやっかいな計算でした.

 

・和,X+Y,の場合

基本的な考え方は,

 X+Yの値がzの場合,
  X=t
  Y=z-t

となる確率の積である,ということです

・差,X-Y,の場合

基本的な考え方は,

 X-Yの値がzの場合,
   X=t
   Y=t-z

となる確率の積である,ということです

 

この考えを基本に,たたみ込みで,解いていきましょう

・X+Y

・X-Y

 

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